<第72回 にいがた未来塾 ご案内>

ゲスト講師・株式会社新潟クボタ

代表取締役社長 吉田 至夫 氏

テーマ・「 米から見る農業の未来」

■期 日:平成26年 5月26日(月)吉田社長

■時 間:19:00開始(18:30開場)

■会 場:clubジョイア・ミーア

新潟市中央区東堀通7番町1016-1

TEL:025-224-2588

■講 師:株式会社新潟クボタ

代表取締役社長 吉田 至夫 様

[ 講師プロフィール ]

1952年 新潟市秋葉区(旧新津市)出身
1972年 県立新潟高校卒業
1976年 早稲田大学政治経済学部卒業
同 年  日本経済新聞社入社
1983年 新潟クボタ入社
2002年 同社代表取締役社長就任

■参加費:2,000円(懇親会費)

■申 込:にいがた未来塾幹事(ご紹介者)にお申込。または、にいがた未来塾

HP http://www.niigata-miraijuku.jp/ からお申込みください。

■備 考:本会は満18歳から満39歳までの志ある方を対象とした会です。

40歳以上の方で参加を希望される方はオブザーバー参加となります。

詳細は幹事までお問い合わせ下さい。

<プログラム>

18:30 開場/受付開始

19:00 グループディスカッション開始

19:30 吉田 様 ご講演

20:20 インターミッション (お料理、お飲み物をお召し上がり下さい)

20:35 グループ発表    (代表者がディスカッションでの意見を発表します)

21:00 吉田 様と池田塾長のトークセッション

21:30 吉田 様との名刺交換 / フリーディスカッション

22:00 終了

次回のにいがた未来塾講師は、株式会社新潟クボタ代表取締役社長吉田至夫さんです。先日新潟市は、日本の成長戦略の一つである国家戦略特区の「農業特区」に指定されることが決まりました。これにより農産物輸出大国であるオランダのように農業や食品産業からなるクラスターが発展する期待が高まっています。そのクラスターの核のひとつになりうる企業として注目を集める新潟クボタのトップが次回のゲストです。
吉田さんは「農業を輸出産業にしたい」と言います。そのためには生産性の向上や輸送方法、現地での品質管理の改善が必要です。例えば新潟クボタで提案している、特殊な加工をした種もみを直接田んぼにまく方法を採用すると、米作りの生産性を7割も向上させることが出来ます。輸送方法についても、玄米のままで輸送した米を低温倉庫で保存し、注文に応じてすりたての米を販売するというルートを作りました。品質管理については、現地に営業担当を常駐させ品質管理を徹底しています。
今までは、米を輸出しようとしても輸出ルートが確立されていませんでした。個々の農家の販路開拓が困難だったからです。一部では国内向けの米が商社を通して輸出されていたケースもありますが、国内で精米し袋詰めした米を船で運ぶ為に、船倉で高温多湿にさらされ品質が劣化します。さらに現地で販売管理が十分に行われず、何か月も店晒しにされ品質の劣化した米が現地で売られていました。
海外では日本食レストランの人気が高く、品質の高い米の需要が見込まれています。新潟クボタは米の輸出のための子会社「株式会社新潟農商」を設立し、主に香港向けに2011年から輸出を始めています。輸出量は順調に伸び2014年からはシンガポールとモンゴルへも輸出を開始し年間1000トンの輸出を目指しています。
このように輸送方法を工夫し、さらに生産性を向上することが出来れば、今まで難しいと思われていた米のような農産物でも輸出を考えることが出来るのです。さらにその米が県内の食品産業の原料として利用されれば、米に新たな付加価値を付けて県外、国外へ販売することもできます。
現在、日本で生産される米は約780万トン程度ですが、世界では年間約5億トンの米が消費されています。アジア地域では富裕層が増え、日本の米が対象とする市場は広がっています。国内では約20万トン程度の米が余れば米価が下がる、という構図でとらえる向きが多いですが、視点を世界に向ければ市場は限りなく広がるのです。当日は農業が輸出産業として発展する可能性を皆さんで考えてみましょう

にいがた未来塾 塾長 池田 弘