<第70回 にいがた未来塾 ご案内>

ゲスト講師・文教大学国際学部・准教授

事業創造大学院大学・非常勤教員

高井 典子 氏

テーマ・「 訪日外国人1000万人時代の新潟の生き方 」takai1

■期 日:平成26年 3月17日(月)

■時 間:19:00開始(18:30開場)

■会 場:clubジョイア・ミーア

新潟市中央区東堀通7番町1016-1

TEL:025-224-2588

■講 師:文教大学国際学部・准教授

事業創造大学院大学・非常勤教員

高井 典子 様

[ 講師プロフィール ]

1963年大阪生まれ。

同志社大学法学部卒業後、三井物産株式会社勤務、部門を横断する

新規事業開発部署で川下ビジネスを担当後、1993年渡英。サリー

大学及びレディング大学で国際観光を学び、修士号、博士号を取得。

専門は観光行動論。

主著に『実証分析―英国企業・経営研究』

(分担執筆、中央経済社、2002年)

『はじめての観光魅力学』

(分担執筆、創成社、2011年)

『観光行動論(観光学全集・第4巻)』

(分担執筆、原書房、2013年)

共訳に『ホテル産業のグローバル戦略』(白桃書房)

■参加費:2,000円(懇親会費)

■申 込:にいがた未来塾幹事(ご紹介者)にお申込。または、にいがた未来塾

HP http://www.niigata-miraijuku.jp/ からお申込みください。

■備 考:本会は満18歳から満39歳までの志ある方を対象とした会です。

40歳以上の方で参加を希望される方はオブザーバー参加となります。

詳細は幹事までお問い合わせ下さい。

<プログラム>

18:30 開場/受付開始

19:00 グループディスカッション開始

19:30 高井 様 ご講演

20:20 インターミッション (お料理、お飲み物をお召し上がり下さい)

20:35 グループ発表    (代表者がディスカッションでの意見を発表します)

21:00 高井 様と池田塾長のトークセッション

21:30 高井 様との名刺交換 / フリーディスカッション

22:00 終了

次回のにいがた未来塾講師は、文教大学国際学部准教授高井典子さんです。高井さんの専門は観光行動論で、現在力を入れているテーマが訪日観光です。高井さんから塾生の皆さんにこのようなメッセージをいただきました。

皆さんは「観光による地域活性化」というと、どのようなイメージを持っているでしょうか。景色やおいしいものを求めて外国から観光客が訪れお金を使ってもらって地域が潤う、そんなイメージをお持ちではないかと思います。これは視点を変えると、景色や食品を海外に輸出しているのと同じことです。つまり訪日観光は「日本の魅力そのものを海外に売る」輸出産業なのです。

訪日外国人の数は2013年に初めて1000万人を超えました。2003年には500万人ちょっとでしたので、10年で2倍に増加したわけで、今後ますます伸びると言われています。主な要因として、アジア市場の急成長、つまり海外旅行ができる中間層や富裕層が急増していることが挙げられます。しかし日本を訪れる外国人観光客のほとんどが太平洋側に集中しています。日本観光のゴールデンルートと言われているのが、成田から入国し東京ディズニーリゾート、富士箱根、京都大阪をめぐり関空から帰るというルートで、このルートに外国人観光客が集中しています。

例えば中国人の海外旅行の行先は、韓国、タイ、シンガポールなど選択肢はたくさんあり、その中で日本が選ばれ、さらに新潟が選ばれるためには、世界中の観光地に勝るものを持っていなければいけません。新潟の良さに気づくためには、自分たちが外に出てみる必要があります。郷土の良さを相対化する行為として世界を見るということが重要です。また海外に出ると、言葉が通じない、習慣が違うなど不便な思いをします。その体験がある人なら、訪日した外国人の気持ちに共感することができ、彼らの不満解消の方法を考えることが出来ます。ここにビジネスチャンスがあり、また、本物のおもてなしの心で彼らを迎えることができるのです。

岐阜県の高山市は、案内表示などを5か国語で表示し、飲食店は英語でコミュニケーション。今では外国人観光客であふれています。一方その隣の温泉地の下呂は、外国人への対応に積極的に取り組んでこなかった結果、成長市場である訪日観光から取り残されてしまいました。東京や京都では、チャンスを捉えゲストハウスを開業する事業者が増えています。

当日は日本と世界の観光事情を様々な角度からお話させていただきたいと考えております。

「観光で新潟を活性化させるとはどういう事か」「新潟に年間100万人の外国人観光客が来る日向けて今すべきこと」をテーマに、高井さんと訪日外国人1000万人時代の新潟の「生き方」を考えたいと思います。

にいがた未来塾 塾長 池田 弘